電気自動車が、必ずしもガソリン車より環境に優しいとは限らない!?

20150709kiji おはようございます。車検の速太郎下松店です。

電気自動車について気になる記事を見つけたので紹介します。

http://www.excite.co.jp/News/car/20150708/Autoblog_electric-cars-dirtier-regular-gas-engines.html

exciteニュースより引用です

米ウェブマガジン『Citylab』によれば、電気自動車を走らせるために掛かる実際のコスト(経費だけでなく環境に強いる犠牲という意味も含めて)について、4人の経済学者が全米経済研究所(NBER)で調査を行っているという。電気自動車と従来のガソリン車が、1マイルあたり走行するのにかかるコストを比較するため、米国内を群単位に分けて自動車排気ガス量を仔細に調査した。経済学者のグループは、ガソリン車を所有することによってもたらされる、燃費効率、汚染拡散、そして環境と健康へのダメージなどの膨大なデータを分析。一方、電気自動車については、充電設備からどれだけのパワーを引き出しているかを計算するため、ガソリン消費量に相当する消費電力として1マイルあたりのキロワット数(kWh/m)を算出した。また、全米1,486カ所の発電所の1時間あたりの排出ガス量についても、電気自動車が環境に与える影響として考慮に入れたという。これらのデータから分かったことは、電気自動車の運転にかかるコストは居住している場所によって変わってくるということだった。 この調査には、電気自動車とガソリン車の両タイプがあり明確に比較できるフォード「フォーカス」を使用している。西部では、クリーンな電力システムがあることから電気自動車の方が環境にやさしく、1マイル(約1.6km)あたりのコストは1ペニー(約1.23円)と経済的だった。しかし、東に向かうとその様相はガラリと変わってくる。中西部と北東部では今なお石炭火力発電に大きく依存しており、長距離を走れば電気自動車の方がガソリン車よりもコストが高く、環境へのダメージも大きくなることが分かった・・・・

私自身の電気自動車に対するイメージは、廃棄ガスもなく環境に配慮され優しいと思っていました。

しかし、違う視点からみたアメリカの経済学者のイメージといいますか
発電所の排出ガス量・燃料を製造するにあたってのコストまで含めた考え方は奥深いなあと思いました。

 

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